X(ツイッター)のフォロワーを増やしたいけれど、毎日、人力で「いいね」やフォローをするのは億劫…。自動化できる神ツールは?
X(旧ツイッター)は集客やマーケティングに欠かせないツールの一つです。フォロワーを増やしたいと悩んでいる人も多いでしょう。
本記事では、Xのフォロワーを自動で増やせるツール「Tweetfull(ツイートフル)」のメリット・デメリット、使い方を、利用者の本音も交えてまとめました。
Tweetfullは、Xのフォロワーを増やすための他のユーザーとのやり取りを面倒に感じている人にとっては、非常に便利なツールです。
Tweetfullが気になっている方は、ぜひこの記事を参考にしていただければと思います。
注:この記事の情報は執筆時点のものです。利用の際には、公式サイトの情報をよく確認するようにしてください。
Tweetfull(ツイートフル)とは?どこの会社?
(出典:Tweetful)
X(旧Twitter)の成長を自動化するツール、「Tweetfull(ツイートフル)」。
Tweetfullは、2013年に時間を節約したいというビジョンを持つチームによって開発されたツールです。
2020年には、アメリカ在住のソフトウェアエンジニア兼起業家のマニ・マランによって買収されています。
Tweetfullの主な機能
Tweetfullの主な機能は次の5つです。
- フォロワーの自動増加
- 「いいね」とリツイートの自動化
- 競合他社(ライバル)のフォロワーのコピー
- インフルエンサーとの関わりのアピール
一つずつ簡単に説明していきます。
フォロワーの自動増加
自分のXアカウントに関連性のある人を自動的にフォローしていきます。相互フォローする人や自分に関心を持つ人を集め、フォロワー数を増やすことができます。
「いいね」とリツイートの自動化
特定のキーワードやハッシュタグを使うツイートに自動的に「いいね」やリツイートを行い、エンゲージメントを高めます。
競合他社(ライバル)のフォロワーのコピー
自分のライバルとなるような、他の人気アカウントのフォロワーを分析し、それらのフォロワーを自分のアカウントに引き付けることができます。
インフルエンサーとの関わりのアピール
特定のインフルエンサーのツイートに自動で「いいね」やリツイートすることで、インフルエンサーやそのフォロワーにアピールすることができます。
Tweetfullのメリット
Tweetfullのメリットは以下のとおりです。
- 「いいね」やフォローなどの面倒な作業の手間が省ける
- 質の良いフォロワーを自動で増やせる
- 「いいね」やフォローを自動で行う条件を細かく設定できる(柔軟性がある)
面倒な作業の手間が省ける
X(ツイッター)のフォロワーを増やす地道な方法の一つは、毎日様々な人に「いいね」やフォローをしまくるというものです。
この方法は、手間がかかりますし、見込みのある人を選んで「いいね」やフォローをするとしたら、さらに時間がかかってしまいます。そして、何より、気分の下がるようなツイートを目にすることで、ストレスが溜まるという人もいるでしょう。
この心身ともにストレスのかかる作業を、あなたの代わりにやってくれるのがTweetfullです。
時間も省けるだけでなく、やりたくない作業をしなくて良くなる(でもフォロワーは増える)というのがTweetfullの最大のメリットの一つです。
質の良いフォロワーを自動で増やせる
巷では、「フォロワーを短期間に〇〇人増やします」などと謳っているサービスも存在します。ですが、そのようなサービスで獲得できるフォロワーは、数だけということが多いです。つまり、中身は伴わない(ほぼ使われていない)アカウントや、日本語を理解しない海外のアカウントが多く含まれているため、発信しても誰も見てくれない、ということもあり得るのです。
その点、Tweetfullでは、キーワードを指定したり、同業のライバルのフォロワーをターゲットにすることで、自分のサービスに関心を持ってくれる人たちをフォロワーにすることができます。
ウェブサイトにも書いてあるとおり、Tweetfullを使っても一日50人などの単位で急激に増えることはありません。
ですが、質の良いフォロワーを徐々に増やすことができるため、増加が自然に見えるほか、長期的に見たあなたのファンを増やしやすくなります。
私が試した結果では月100人程度という増加率でしたが、日本人の質が良いフォロワーが多いように感じました。
柔軟な設定が可能
Tweetfullに登録すれば、勝手にTweetfullで自動で「いいね」やフォローをしたり、ライバルのフォロワーのコピーをしてくれるのかというと、そうではありません。
- どんな単語をツイートしている人を、自動で「いいね」やフォローする対象にするのか?
- どのライバル(競合相手)をターゲットとするのか?
- どんな時に自動的にフォローを止めるのか?
このような点について、自分で調べて設定することになります。
そのため、例えば、その時々の流行りに合わせてキーワードを設定することができます。(例えば、「ChatGPT」など)
また、フォローしないアカウントの条件をあらかじめ設定できます。
例えば、「フォロワーが全然いない人は対象から外したい」「ツイートを過去1年以上していない人を除外したい」などの希望がある場合もあるでしょう。
その場合には、クリック一つで設定が完了し、後はTweetfullが作動してくれるのを待つだけ、という手軽さです。
Tweetfullのデメリット
Tweetfullのデメリットで、まずTweetfullのサイトにも書いてある点は次のとおりです。
- フォロワー増加は緩やか: Tweetfullは質を重視しており、一気にたくさんのフォロワーが増えるわけではありません。
- X(Twitter)専用: TweetfullはXだけで使えるツール。他のソーシャルメディアでは使えません。
その他、私が3ヶ月ほど有料プランを使ってみて感じたデメリットもご紹介しておきます。
フォロワーを増やすためにツイートは必須
Tweetfullは、自動で「いいね」やフォローをしたり、ライバルのフォロワーのコピーすることで、フォロワー数を増やしてくれます。
ただし、自分もツイートしないと、その自動機能がうまく作動しません。
使ってみた感じでは、1日に1回は最低ツイートした方が良いように感じました。
ツイートを自動でしてくれる他のツールや、ツイート内容を考えてくれるツール・ChatGPTのプラグインを使えば、楽になります。
とはいえ、Tweetfull単体ではカバーしていないという点には注意が必要です。
自分で細かい点の設計が必要
Tweetfullに登録すれば、勝手にTweetfullで自動で「いいね」やフォローをしたり、ライバルのフォロワーのコピーをしてくれるのかというと、そうではありません。
- どんな単語をツイートしている人を、自動で「いいね」やフォローする対象にするのか?
- どのライバル(競合相手)をターゲットとするのか?
- どんな時に自動的にフォローを止めるのか?
このような点について、自分で調べ、設定しなければなりません。
ここで間違って、例えば、関係のない単語を選んでしまったり、見当違いのライバルを選定してしまったりすると、フォロワーの数が期待したほど伸びないこともあります。
Tweetfullのサイトには「月250人フォロワーが増えます」と書いてありますが、私が試した結果では月100人程度という印象です。それでも、日本人のフォロワーで、質は良いように感じました。
サポート体制は「?」
何か問題が起きた時には、サポート体制が整っているかどうかも重要です。
Tweetfullでは、8時間以内に対応することを目指し、ユーザーに迅速なサポートを提供しています、としています。
ただ、私が料金について、送られてきたメールに返信する形で、英語で確認のメールを送った際には、返信がありませんでした。
ウェブサイトにもチャットボットはありますが、サポート体制に関しては、やや不安に感じました。
Tweetfullは危険?安全性は?
Tweetfullの利用を検討する上で一番のネックになるのが、おそらく安全性の懸念でしょう。
Tweetfullの情報によると、TweetfullはXアカウントの安全性を重視していて、アカウントの凍結のリスクを最小限に抑えるようにしているそうです。
具体的には、不自然な行動や急激なフォロワーの増加を避けるようなアルゴリズムに設計されているようです。
また、Tweetfullは実在する人のフォロワーだけをターゲットにするため、偽のアカウントやボットによるフォローが発生しにくくなっているそうです。
私が3ヶ月利用した際には、数回、Tweefullで以下のように「Xのアカウントがロックされたので、X上で手続きをしてください」という表示が出ました。
この時は、X上で何回かクリックしてロボットでないことの証明をして解除完了。
Tweetfullで「I have unlocked my account」をクリックすることで、XもTweetfullも元通りになりました。
ただし、やはりアカウント凍結のリスクはゼロではありません。利用については、最終的には自己判断ということになるかと思います。
Tweetfullの使い方
英語のため、初めて使う際には戸惑う点も多いTweetfull。使い方を簡単にご紹介します。
アカウント登録
Tweetfullのトップページの「Yes! I LOVE Spreading ideas!」をクリックします。
↑パソコン用のウェブサイトの表示ですが、スマホの表示も大体同じです。
次に、7日間の無料体験登録のフォームが表示されますので、アルファベットで名前、メールアドレス、Tweetfull用のパスワードを入力します。
登録したメールアドレス宛てにメールが送られてきますので、メールアドレスの認証を行っておきます。
X(旧Twitter)アカウントの設定
次の画面が、Tweetfullのダッシュボード(ログイン後のトップページ)の画面です。
まず、Xのアカウントと接続する必要がありますので、「ADD TWITTER ACCOUNT」というボタンからアカウントの接続を行います。
完了すると、左側に設定したアカウントが表示されます。
キャンペーンの設定
Tweetfullで設定できるキャンペーンは4つのタイプがあります(同時利用可能)。
- Copy Follower Campaign:ライバル(競争相手)のコピー
- Keyword Follower Campaign:指定したキーワードを元に「いいね」やフォロー
- Unfollow Campaign:フォローをやめる条件の設定
- Influencer Campaign:インフルエンサーを使ったキャンペーン
「Add New Campaign」や「Edit」でキャンペーンの追加や修正を行っていきます。
これらのうち、主に使えるのが、ライバル(競争相手)のコピーと、キーワード指定によるキャンペーンです。
ライバル(競争相手)のコピー
ライバル(競争相手)のコピーのキャンペーンを設定するには、「Whose followers to copy」という部分で、該当するフォロワーのアカウント(@以下のアカウント名)を追加していきます。複数追加できます。
下の画面では、例として堀江貴文さんのアカウント名を拝借しています。
堀江さんのように、フォロワーが膨大すぎるアカウントを選ぶと、自分のXアカウントや発信内容に興味がな人に対しても、Tweetfullが作動する可能性が高くなります(つまり、成功率が下がりやすくなる)。
まずは、自分のXアカウントや発信内容に近いような競争相手(ライバル)を選ぶのが良いでしょう。
キーワードの指定
自分のアカウントや発信内容に興味を持ってくれそうな人が使っていそうな単語を「Search Keywords」に入力していきます。複数指定することが可能です。
フォローをやめる条件の指定
フォローをやめる条件の指定では、アカウントの数や、ツイート数などを指定することができます。
インフルエンサーキャンペーン
ツイートに自動で「いいね」をしたり、リツイートしたりするインフルエンサーを指定します。
まず、「Target Accounts」で対象となる人のアカウントを特定します。
また、「Search Keywords」「Avoid Keywords」で、どのような単語が含まれていたら、Tweetfull作動の対象にするのか、しないのかを指定することもできます。
料金プランとサービス
Tweetfullは最初の7日間は無料で使えます(1アカウントのみ)。まずは7日間使ってみて、使いやすさや効果を確認してみましょう。
その後の料金プランの選択肢には「Solo」「Traffic」「Authority」の3つがあり、それぞれ年間プラン、3ヶ月プラン、1ヶ月プランがあります。
Solo | Traffic | Authority | |
---|---|---|---|
Xのアカウント数 | 1つ | 3つ | 5つ |
月ごとのフォロワー増加数 | 250以上* | 400以上* | 600以上* |
AIを活用したフォロー、いいね、リツイート | |||
Xの増加レポート | |||
ダイレクトメッセージ | |||
1ヶ月契約の料金(ドル) | 25ドル | 65ドル | 100ドル |
3ヶ月契約の料金 | 57ドル | 147ドル | 227ドル |
年間契約の月ごとの料金 | 19ドル | 49ドル | 75ドル |
1ヶ月契約よりも、3ヶ月、年間契約の方が、月ごとの料金は若干お得です。
3ヶ月契約と年間契約の場合の3ヶ月分の料金は同じようですので、「1年契約は尻込みしてしまう」という方は、3ヶ月契約がおすすめです。
Tweetfullの解約方法
どのプランを契約するにしても、解約するまでは自動更新になります。
解約を希望する場合には、早めに解約するようにしておきましょう。これは、7日間の無料プランについても同様です。
主な解約方法には、Tweetfullはダッシュボードから行う方法と、送られてきたメール経由で手続きする方法があります。
ダッシュボードから行う場合には、左側のメニューの「My Account」をクリックし、右側の「Your Subscription」で手続きを行います。
次が、送られてきたメール経由で行う方法です。
7日間の無料プランを開始したり、有料のプランを開始すると、次のようなメールが送られてきます。
この中の「Manage Your Orders」というところで、解約の手続きを行うことが可能です。
解約の手続きが完了すれば、完了した旨を知らせるメールが届きます。
まとめ
Tweetfullは、Xのフォロワーを増やすための他のユーザーとのやり取りを面倒に感じている人にとっては、非常に便利なツールです。
私も有料版を数ヶ月使ってみましたが、数百人の質の良いフォロワーを自動で増やしてくれたTweetfullは、値段以上だと感じました。
一方、フォロワーの数が増えるにつれて、自動化ツールを使うことによるアカウント凍結のリスクは常に考えておかなければいけない問題です。
そのリスクも踏まえながら、ぜひTweetfullの利用を検討してみてください。